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R-D1の色

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 R-D1は600万画素であるが、それにより何か困った事あったかといえばこれといって無い。
 無いとは書いてみたものの、六切りに伸ばす前提だとトリミングする余地は殆ど無いので、それで困った経験はあるが、単にそれは自分の腕が悪いだけなので、600万画素起因というより撮影者起因の困り事というのが正しい。

 私の様に最大でも六切りまでという人間にとっては、この辺りが丁度良いといつも思っている。
 だからSONYがα7sで画素数よりも多くの光を拾おうとした英断には共感した。

 ただ残念な事にSONYの色空間の捉え方は、既にKonicaやMinoltaといった歴史有るメーカーから遠く離れているので、どうしても好きになれずに居る。
 SONYにはかつてブラウン管時代に個性有る色マッピングが厳然とそれも高い評価と共に存在していたので、その辺りが影響しているのかもしれない。
 勿論、SONYの色がダメだと言っているのではなく、好みじゃないという事だ。

 それではR-D1に置けるEPSONの色空間の捉え方が好みかといえば、実は好きではない。

 それはポジフィルムでも無ければネガフィルムでもない。

 例えばR-D1で撮影時に-1段程度露出を補正し、純正現像ソフトの"EPSON Photolier"上で、フィルムを"Vivid"にしつつ下げた露出を引き上げる、或いは暗部のみトーンを落とすならば、多少はポジフィルムに近づく様な気はすれど、それがどのフィルムを参考にして設計されたのかが見えて来ない。
 何もガチガチにフィルムへ合わせ込む必要性など無いのだから、それはそれであるが、どうも私には合わないのである。

 そもそも私はポジフィルムの派手な発色よりも、ネガフィルムの地味な発色こそが好みであるから、どちらかといえばポジフィルムを目標にする事でスタートしたデジタルカメラという名の機材で、好みの色空間の再現は不可能なのかもしれない。

 それでも"EPSON Photolier"の彩度を落とし、色あいのゲージを左いっぱいにした時は少しだけ「お?」と感じる時が希にある。

 何故モノクロームはいい感じなのに、カラーだと旨味を引き出せないのだろうか。

 ※写真は撮って出しです。

 R-D1 + Konica HEXANON 45mm F1.6
 ISO: 800
 露出: 1/60秒
 絞り: 2

by Penepson | 2017-08-04 14:24 | 想うこと(撮影・検証)

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